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年末年始休暇で研磨材がカチカチに…

どうも、研削研磨.com週末のKです。
今日は週明けのKとして登場ですm(__)m

年末年始といえばちょっとした長期休暇…
年が明けてカチカチの研磨材をほぐすことから始めている
なんてことありませんか?

カチカチによる後悔をなくすために、年末に廃液を処理
しておくことをおススメします。

水処理設備も止まってしまって後悔する前に対処方法を
知っておきましょう!

カチカチ⇒ほぐす⇒粒がいる…

すべてではないですが、研磨材を使ったあとに放置しておくと
研磨材がカッチカチになって、研磨材の処理に相当な時間を
かけている風景をたまに見たりします。

研磨材の粒子サイズはとても小さく(1μm以下など)、
放置して時間がたつと、水の中で研磨材がカチカチになることが
よくあります。

早いと一晩でカチカチになったりしますね。

翌日改めて使おうとすると、水温を上げたりして研磨材を
ほぐすことから始めることになるのですが、

しっかりとほぐせているんですかね?

ほぐし方が不十分だと、研磨材のかたまりが残っていて
研磨中に余計な傷をつけてしまうことがありますので
よ~く注意してほぐす必要があります。

目で見てわからないレベルの話ではありますが(^_^;)

で、結局新しいものを作ったりと無駄な時間を過ごさないように
気をつけないといけません。

ところで、

使用済みの研磨材を廃水処理設備で処理しているところも
多くあると思いますが、年末の稼働状況まで確認していますか?

廃水処理といってもそれなりに時間のかかることです。

年末の加工の状況と設備の稼働状況によっては年明けまで
放置なんてことも…

知っておけばいいです~オイルフロック~

今日お話しするのは、研磨廃液など、汚れた廃液を
研磨材(汚れ)と水に分ける凝集剤についてです。

特に、個別タンクで研磨材を作っている方は知っておいてください。

個別タンクで研磨液(スラリー)を作って加工を行っている場合
機械台数が増えれば増えるほど、水処理の手間も増えれば
廃水コストもどんどんかさんでいきますよね。

なぜ、廃水コストがかさんでいくかというと、水もすべて
産業廃棄物として捨てるからです。

水もすべて

というところがポイントです。
オイルフロックを使うと、70%以上の水が産業廃棄物ではなく
一般排水として処理できるようになります。

水中の研磨材
研磨した研磨くず

これを取り除けば、汚れ以外はただの水です。
もちろん研削液などを使っていれば対象外となることも
あるのですが、水に研磨材を溶いていれば、

汚れを集めて水は排水

できるので、産廃費用はぐっと抑えられるようになります。

当社研究開発センターで、廃水処理が間に合わなくなって
水処理をしたときの動画があるので見てみてください。

この容器自体は40~50Lほど入るのですが、全部捨てるとなると
産廃に出すときのドラム缶がすぐにパンパンになってしまいます。

そうなる前にオイルフロックで処理

そうすることで、廃液量がぐっと下がり1割いかに抑えられました。
オイルフロックで処理したものは、土嚢袋で脱水できるので
簡単に処理ができます。

処理したものは別途産廃で出しますが、それでもメリットはたくさん

処理時間の短縮
廃液保管場所がいらない
廃液処理コストの削減

凝集処理自体非日常的な体験になるので、楽しめたりします。
ちなみに、処理したフロックは外に放置してこんな感じに
なってました。

これは、先ほどのタンク5~6杯分くらいの脱水フロックです。

方法を知っておくことが大切

今日お伝えしたいことは、凝集剤を使った廃液処理方法があるよ!!
ということです。

いつもと違う処理方法を知っておく

ということ。
新しいことに取り組むことは、会社として簡単に受け入れてもらえない
場合もありますが、知っておいて損はありません。

むしろ、知っておくことで、あるとき役立つことは多々あります。

いつものように仕事をして、いつものように廃水を捨てていれば
「そんなのあるんだ~」くらいで終わるかもしれませんが、

凝集剤を使ってコスト削減

なんてことも十分あり得ます。
とはいえ、今の研磨廃水に使えるのかを「知る」ことが
最優先なので、ご連絡いただけたらサンプルをお送りしますね。

凝集剤.comという姉妹サイトでは10gをお配りしているようですが、

当ブログを見た

と言っていただけたら倍の20gをお送りします!!

お問い合わせはこちらからどうぞ
⇒『お問い合わせ
お問い合わせ詳細に「ブログを見た」とわかるように
書いてください。
例:ブログを見て凝集剤を試してみたいと思ったのでほしい

ではでは、今年も残りわずかですが、最後までよろしく
お願いいたします。

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