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粗(荒)ずり皿 技術用語解説

「粗ずり皿」は研磨作業で使用される道具の一つで、素材の表面を大まかに研磨する際に使用されます。
初期の研磨や大きな欠陥や突起の除去、肉落とし等の大まかな研磨に用いられます。
粗い砥粒を用いて素材をラッピングにより成形するための皿で鋳鉄製の皿が多い。

 

会話例:

Aさん(先輩職人):「この部品まだ初期研磨も終わってないね。まずは粗ずり皿を使って肉落としをしておいて」

Bさん(新入り職人):「了解です、この粗ずり皿でいいですか?」

Aさん:「その皿で。速度や圧力には気を付けてね。大まかに研磨するだけだから深く研磨し過ぎないように。」

Bさん:「わかりました。適切な速度と圧力で研磨します。」

Aさん:「研磨の基本をしっかり身につけると、後の工程もスムーズに進むよ。」

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