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「粗ずり(荒)・肉落とし」 技術用語解説

粗ずり:素材の表面を大まかに研磨する工程。不要な部分や大きな突起を取り除くための段階。
肉落とし:素材の不要な部分や過剰な部分を取り除く工程。

「粗ずり」とは研削研磨の初期段階で行われる作業のことを指します。目的は、大まかな形状を取り出すことや、大きな凸凹をなくすことです。材料の削除量が多い場合や、荒い仕上げが許容される場合に用いられます。

「肉落とし」は、粗ずりの次の段階で行われる研磨作業です。ここでの目的は、不要な部分や余分な肉を落として、製品の最終形状に近づけることです。この工程では、より精密な研磨が求められます。

会話例

Aさん(研削研磨のチームリーダー):「Bさん、その部品はまだ「粗ずり」の段階?」

Bさん(経験豊富な職人):「はい、大きな凸凹を整えています。この後「肉落とし」に入ります。」

Aさん:「OK、次の工程で余分な部分をしっかり落として、形状の精度を確保してほしい。」

Bさん:「分かりました。精度を最優先に細心の注意を払って作業を進めます。」

 

 

 

 

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